街中や近所を身軽な装備で撮り歩くスナップ撮影。
スナップ撮影ではガチ撮影時の装備とは違って、とにかく軽量で動きやすい装備であることが求められます。
カメラとレンズといった機材を最小限持ち運ぶための、コンパクトなカメラバッグは各社から登場していますが、カメラバッグメーカーのモノはぶっちゃけダサいです。
コンパクトなカメラバッグを探しても、どれも今一つピンとこないと思っているあなたに、大人が使ってもダサくない上に、機能性も満足できる、そんなショルダーバッグを紹介します。
スナップ撮影用のカメラバッグで必要な機能を整理
まずはじめに、スナップ撮影用のカメラバッグに対してぼくが求める機能や条件を整理します。
- 軽量かつコンパクト
- カメラとレンズ2本が収納可能である
- ファッション性を妥協しない
ひとつずつ解説しますね。
①軽量かつコンパクト
冒頭でも述べましたが、スナップ撮影において「重い」なんて最悪です。
とにかく軽くて体への負担を軽減させるバッグでなければ、カメラを持って動き回ることはできません。
また、重量がいくら軽くてもでかいバッグはスナップ撮影には向きません。
電車や自転車での移動中はもちろん、街中を歩くときにでかいバッグを持ち歩くのは鬱陶しいです。
よって、できるだけ軽量かつコンパクトなバッグがスナップ撮影に向いています。
②カメラとレンズ2本が収納可能である
スナップ撮影において、カメラを何個もレンズを何本も持って行くことはありません。
最低限カメラを1台、レンズを2本あればどんな写真だって撮れるでしょう。
これらを持ち運べればスナップ撮影用のカメラバッグとしては合格ですが、バッグからの取り出しやすさも重要な要素です。
ぎちぎちに詰めないと入らないようなバッグのサイズですとカメラの出し入れに手間取ってしまい、バッグを持ち運ぶたびにイラついてしまいます。
③ファッション性を妥協しない
コンパクトなカメラバッグを検索してみると、何とも言えないダサいバッグばかり出てきませんか。
ぶっちゃけカメラバッグはダサいモノが多いです。
おじさんが使っていそうなゴテゴテしたデザインや、逆にカジュアル感が強すぎるバッグなど、20代~30代のメンズが使うにはちょっと厳しいモノばかりです。
いい写真のためにはファッションを犠牲にしてもいいと考える人もいますが、ぼくは何よりもまずはファッションをちゃんとして、その上で写真を楽しむべきと考えています。
よって、どんな服装に合うような主張がないデザインかつシルエットがごつすぎないバッグでなければなりません。
グレゴリー ショルダーバッグ クラシックの基本スペック
ここまでぼくがスナップ撮影用のカメラバッグに求める条件を述べてきましたが、グレゴリーのショルダーバッグ クラシックはすべての条件を満たす最高のカメラバッグです。
詳しく見る前にまずはこのバッグの基本スペックを紹介します。
- 横:29cm × 縦:20cm × 厚さ:10cm
- 重量:310g
- 容量:7ℓ
- 素材:コーデュラバリスティックナイロン
- 価格:¥13,200(税込)
グレゴリー ショルダーバッグ クラシックの魅力
ショルダーバッグ クラシックの魅力は次の点にあります。
- コンパクトかつ軽量ながらも収納力抜群
- 強靭な耐久性
- どんな服装にもあうデザイン
魅力①コンパクトかつ軽量ながらも収納力抜群
横:29cm × 縦:20cmとコンパクトなサイズ感のため、メンズだけでなく女性にも違和感なく背負えます。
また、厚さ:10cmのためカメラバッグ特有のごつさがないのも良いポイントです。
コンパクトなサイズ感ですが、肝心の収納力も抜群です。
ショルダーバッグ クラシックの収納エリアはこんな感じに分けられます。
メイン収納エリア
カメラとレンズはメイン収納エリアに収納しますが、フルサイズミラーレスと標準ズームレンズが余裕で収納できます。
バッグ全体の厚さが10cmとのことですが、このメイン収納エリアだけでも10cm幅のモノが入ります。不思議。
内部には仕切りがあるので、薄いモノを収納できます。
サブ収納エリア
レンズペンやブロアー、予備バッテリーはサブ収納エリアに収納できます。
サブ収納エリアは厚さ3cmありますので、細々としたモノをどんどん突っこんでおけます。
また、ファスナー付きのポケットがあるので、他のエリアと分けて収納したいモノをこちらに収納できます。
背中側ポケット
背中には真ん中にボタンがついたポケットがあります。薄いモノであれば、比較的大きなモノも収納可能ですので、モバイルバッテリーや財布の収納ができます。
ウエットシートもすぐにアクセスできるのでおすすめですね。
外側ミニポケット2つ
一番の外側には2つのポケットがあります。
それぞれ横:13cm × 縦:12cmと、財布や定期入れ、スマホやたばこといったモノの収納が可能です。
ただしデメリットとして、このポケットは上部のカバーを被せているだけなので、セキュリティ面は弱いです。
レンズキャップとかの収納に使うのがちょうどいいかもしれません。
以上のとおり、ショルダーバッグ クラシックにはカメラとレンズを収納できるメイン収納エリアと、様々なアイテムを収納できるエリアが多数あるため、使い勝手がめちゃくちゃいいです。
魅力②強靭な耐久性
ショルダーバッグ クラシックは2つのバージョンがあり、今回紹介するバリスティックナイロンのモノとhdナイロンのモノがあります。
ぶっちゃけ違いはほとんどないと思いますが、バリスティックナイロンの方が生地が厚く硬いため、より強度が高いでしょう。(実際、ぼくは見た目でバリスティックナイロンの方を選びました)
スナップ撮影と言えども、街中の壁や机など何処かにバッグをぶつけたり擦ってしまったりと、カメラに危害を与える危険性があります。
このショルダーバッグ クラシック(バリスティックナイロン)は生地の厚さのお陰である程度の衝撃には耐えてくれます。
さすがにバッグをたたきつけるような衝撃は無理ですが、スナップ撮影で想定されるような危険には対応可能なため、安心してカメラ機材を運ぶことができます。
魅力③どんな服装にもあうデザイン
収納エリアの紹介として内側の確認は終わっているので、外側、つまりデザインを確認します。
基本的なシルエットは厚みが抑えられており、高さも低いためスタイリッシュなシルエットです。
スナップ撮影というとピークデザインのエブリデイスリングも人気ですが、あちらは丸っこいシルエットで普段使いにはちょっと使えないんですよね。
ショルダーバッグ クラシックはそもそもカメラバッグというジャンルのモノではないので、カメラを持ち運ばない普段使いにも当たり前のように使えます。
次に色んな面から全体を見てみます。
ここでわかるのが、外側にはブラック以外の色が一色も使われていないということです。
ファスナーなどの金属パーツもブラックなので、まさにオールブラック、統一感が素晴らしいです。
※バリスティックナイロンの場合のみオールブラックです。hdナイロンはブラウンのレザーなどが使われています。
ぼくが特に注目するのは、正面のロゴです。
ここもオールブラックのためロゴが悪目立ちしません。
ロゴが目立つだけで一気にカジュアルになるので、このロゴのカラーリングは素晴らしいです。
総じて、従来のカメラバッグよりも高いファッション性があるので、写真だけでなくおしゃれも楽しみたい人に大変おすすめです。
結論 ショルダーバッグ クラシックは機能性とデザインに優れたカメラバッグ
グレゴリーのショルダーバッグ クラシックは、カメラバッグとして必要な機能性と収納力を持ちながらも、妥協しないデザイン性のお陰で、ファッショナブルなスナップ撮影を楽しめるバッグです。
スナップ撮影用のカメラバッグを探している人は、ぜひ購入することをお勧めします。
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